ぴか日記〜まったり暮らし

50代でおひとりさま。会社を卒業し、第二の人生をスタートさせました。まったりと幸せの道を歩んでいきます♪

毎月分配型投資信託の悲しい思い出

まったり投資家のピカです。

投資初心者の話を聞いていてヤバイな、と思うこと。

投資信託の毎月分配型って、毎月お金が入ってきていいですよね!」

…うわぁ、10年前の自分がいるよ(汗)

私が初めて毎月分配型の投資信託を買ったのは、リーマンショックの2年ほど前。

とある銀行で口座を開設したところ、アドバイザーのきれいなお姉さんに、ものすごく勧められて購入しました。

かの有名な「グローバルソブリン 毎月分配型」です。

それまでの投資信託にない「毎月配当」という仕組みが年金代わりになる、とお年寄りが飛びつき、日本最大規模の投資信託になりました。

グローバルソブリンですから、海外の債権に投資する投資信託です。

ドル円が程々で、配当が出ているうちは、特に問題はありませんでした。

やがてリーマンショックにより、株価は暴落し、日本は超円高に突入!

株式よりはマシでしたが、グローバルソブリンも、基準価格がどんどん下がり、配当も減ってしまいました。

さすがにヤバイな、と損切りして売却。安定した収入を得るつもりが、赤字で終わったのです(ToT)

反省点①:商品の特性をよく理解せず買ってしまったこと。

反省点②:目的を明確にせず購入したので、損切りなどの判断でパニックになってしまった。

せっかく貯めたお金を減らしてしまい、悔しかったので、改めて勉強し直しました。

「毎月分配型投資信託」という商品が、銀行が販売手数料をぼったくるために作られた、素人をカモにする商品だと学びました。

情弱って、カモられるよね〜(泣き笑)

その時、信託報酬の安いインデックス投資信託というものがあることを知りました。

何冊も本を読み、半信半疑で、インデックス投資信託の購入を開始。

しかし、正直、リーマンショック後の株価低迷時に買い続けるのは辛かったです。

だって、買うたびに基準価額が下がって、マイナス表示になるんですよ〜(ToT)

続けられたのは、ここで売ったら損をする、という貧乏人根性だけでした(笑)

あのとき我慢したお陰で、アベノミクスの株価上昇に乗り、今は大きくプラスになっています。

毎月分配型の投資信託を、全否定するつもりはありません。

人によって、投資の目的は違うので。

ただ、毎月の配当に釣られると、私のような目に遭うことがあるので、初心者の方は気をつけてくださいね(^o^)