「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」を読んでみた。
コンセプトが面白いなあという、「金持ち本」を読みました。
副業や自分のビジネスを持とうと考えている人にオススメです。
「金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン」やまもとりゅうけん
タイトルからして「金持ち父さん 貧乏父さん」をパロディにしています。
本書の冒頭、「金持ちに搾取されるから、サラリーマンは貧しい」という主張がありましたが微妙に違和感がありました。
サラリーマンが貧しい理由として、実際に登場するは「会社」だからです。 「金持ち」と「会社」は「=」ではないですよね。
何でだろう〜と思って読んでいくと、この著者の手法がわかりました。
SNSの活用方法で、発信するときは、自分の一番主張したいことの周りに客寄せ用のパンダ(キャッチーなもの)を用意しようね(意訳)、とあります。
「金持ち」「搾取」云々は、客寄せ用の撒き餌フレーズかもしれませんね。
内容的に印象に残ったのは、次のとおり。
・資本主義における最高の資産は「影響力」
・TwitterやYou Tubeのフォロワー数を増やすため、インフルエンサーたちは無料で価値の高い情報を提供している。
(←無料で良いコンテンツを見れるからラッキー♪でも、自分の時間単価を考えようね)
・知識や情報にどう向き合っているか。知識を本当に身につけるには意図的にアウトプットすること
(←インプットをどう活用しているの?本の見出しにある「インプットは負債」は、筆者の煽りフレーズかな?本を読む真面目な人にはインパクトありますよね)
・商流を上げる
(←「商流」って言葉、初めて聞きました。「商的流通」の略で、「物流」に対する言葉のようです。コトバンクによると「商品の売買に伴う所有権や受発注情報の流れ。また、サプライチェーンのような複数企業間の取引関係を指す場合もある。」らしい。)
・自分の商品を作る (←自分が働かなくても稼げるところがいいなぁ)